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Che

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日増しにアメリカ大陸に惹かれていく私です


今日、Cheというビデオを授業で見ました。

Ahora estoy enamorada de Ernesto.

彼の魅力はいったいなんなのか?
彼だけに限らず、革命家の共通点として すごく魅力的なのは
国のため 市民のために 常識、法、政府なんて関係なく
自分の信念を貫き通すところだと思う

あぁなんて陳腐な言葉しか思い浮かばないんだろー 悲しい!

革命とはまさに 人間個々人の思想が国を揺り動かすほどのパワーを持ち
それが他の国の革命家たちにも伝わり
大陸自体に旋風を巻き起こしていく

別に個人的には そんな規模はどうでもよくて

彼ら自身の内部にある情熱やパワーや時代の風潮に従わない確固とした思想
生きることが戦いであること
なんて濃い人生なんだろうか!!

淘汰されない、色あせない思いは ラディカルくらいがちょうどいい きっと
そのくらい強く思わないと 変えられないものがある

自分の利益のためではなく 国のため 社会のため 底辺にいる市民のため


久しぶりに胸が熱くなりました。




思いを 強く。
# by liberta_textile | 2009-03-05 03:40
memo

相対的判断、比較的判断が、遅すぎる結論を生む。
「前の方がよかった」と、その前のものがなくなってから言うこと
-前のものがまだ機能している時にはその評価をくださなかったにも関わらず。

そのものそれ自体の評価、他との比較をしない、というのは頑張っても不可能かしら
とちょっとアインシュタインにたてついてみる
# by liberta_textile | 2009-02-20 15:34
今学期の授業などなど_d0088741_4483977.jpg


今週Exam4つ受けて ペーパー3枚×2書く。
ひどい・・・その半分は自分のマネジメント次第で先週に終わらせられたのに
先週は先週でまたテストと課題に追われていた気がするけれど

あほすぎる。


授業、今セメも4つ。取る授業がなくてこれ以上取れませんでした。
その中の二つはスペイン語で、音声学とラテンアメリカのカルチャーのクラス。

音声学は、Literatureが嫌で取ったんだけど、おもろい。
英語もそうだけど、同じ言語なのに地域が違うと発音や単語が全然違ったりするのね。
それは先住民族の言語や、近郊の国々の言語の影響などなど
またお国柄の影響もあるようで

コスタリカでは、コスタリカ人しか使わない単語をいろいろ教えてもらって、それらは俗に
「Costarrisencismo」と呼ばれます。

きっとPanamenismoとかHondurenismoとかもあるんだろうな。

スペインの方や南米とかでは、子音の中に英語のthやshの発音もあったりして、例えば
yo (わたし) は「ジョ」もしくは「ヨ」 なんてよく聞くけど 一部では「ショ」と発音されたり
silla (椅子) は「シジャ」とか「シヤ」だけど、その地方だと「シシャ」になったり


そしてカルチャーのクラスは、主にHistory。
マヤ、アステカ、インカから始まって、スペインやポルトガルの征服、そして独立まで。
これが全てだと思っていたわたしは、びっくりしたのが、
テストが5つあって、今週2つめが終わったんだけれど、もうすでに彼らは独立してしまった。
ペースがめちゃ速い。
アメリカとメキシコの戦争とか、自由貿易協定とかも後できっとやるんでしょう。

もっと古代文明をじっくり味わいたかったわたしとしては、ちょっと残念・・・


後の二つは英語の授業で、
Conflict ResolutionとWorld Food Economics。

はっきりいって今セメ楽しい授業ばっかりです。教授もいい人ばっかりです。

Conflict Resolutionの授業は、教科書が4つあって
一つ目がConflictのセオリーについて
二つ目が実際の世界紛争のケースについて
三つ目と四つ目が、Mediationについて

今Conflictの理論の勉強が終わったところで、今週から2冊目の実例。
これもそうだけど進むのはえぇ。来週もう2冊目のExam。

World Food Economicsは、Food Systemの歴史と現代のFood Systemについて。
Food Distributionの不平等の解決点は?
どうしたらSystemをSustainableにできるのか?
みたいなトピックで。


ところで授業の話題が日本のことになる度に
どきどきそわそわしてしまう。
Is that right?っていつ聞かれるかと。。やばい知らなかったらどうしよう!みたいな。

本気で日本のことももっともっと勉強しないと。

勉強したいことって後から後からどんどん湧き出てくるから、
知りたいと思ったことをあとに延ばしているといつまでも無知のままになってしまう。
たまに疑問をもったことだけで満足してしまったりする あほだから
でも
気をつけないと一生何も知らないままで
好奇心が放棄されたままで
かわいそうだし悲しいしもったいない。ね。
# by liberta_textile | 2009-02-20 04:50 | NE, USA

昨日、大学敷地内の講堂で、E.N.Thompson Forumというものがあって、
(毎セメスターあるらしいけれど)

ゲストスピーカーが、Frederik Willem de Klerk氏でした。

彼は南アフリカ連邦前大統領、南アフリカ共和国初代副大統領などなどを務め上げ、
実質的にアパルトヘイトを廃止した人物でした。
そして1993年に、Nelson Mandela氏と共にノーベル平和賞を受賞した人でもあります。

Frederik Willem de Klerk


そんな人の話を生で聞けたことに終始感動していました。

すごく印象的だったのが、演説のパワーはさることながら
世界はこれから絶対にいいほうへ向かっていく という信念の強さ
俺らが世界を変えなくて誰が変えるんじゃい という使命感の強さ
なんだか一寸の迷いもないような、まるでそれが当たり前のような
そんな話し方をしていて、
聞いていると自然に背中を押してもらっているような感じがして
もう聞きほれていました。

具体的には、
nation-state solution(which brings the resolution of conflicts to all countries)
unity rather than separation
(ちょっと時間がないのであとで詳しく)



そして今日Conflict Resolutionのクラスで、
このフォーラムの話から始まりました。
みんなImpressionを色々発言して、教授がそれにまたコメントして、という形。
後半は、ずっと教授が話してたけれど、
彼の話もまた聞いていて一人で泣きそうになっていた。

"In this decade, we've had so many crimes against humanity.
100 million innocents, not armies, soldiers, just INNOCENTS, have been killed. And it'same as the 1/3 of US population. Think about that, one-third of you get killed....and imagine if we are neighbors and from oneday we start killing each other.......it's horrifying. Just think about that."

授業は100人くらいの大クラス、その中の1/3が殺される世界を想像する。
授業中、みんな何も喋らず先生の話を聞いていた。

また、

"Genocide in Ruwanda was the most efficient removal of humanity in our history, without high technology."
ルワンダのジェノサイドは歴史上最も効率的な人間の排除である、と。ハイテクノロジーなしの。
100日間で何人死んだんだっけ、メモらなかったから忘れてしまった。けれど
Even a bomb wasn't used. と。


想像すると、悲しくなって泣きそうになるのは、他人事だからだと、また思う。
もし実際に自分がその身になったとしたら、泣いてる場合じゃないだろう。
何も考えずに逃げて、逃げて、つかまったら死ぬ、ただそれだけなんだろう。


人を魅了する演説者になりたいもんだ、と思った日でした。


最近髪型をドレッドにしてしまった。うふふ うれしすぎる
仕上がった日はなんとBob Marleyの誕生日でしたとさ。 うれしすぎますよ
# by liberta_textile | 2009-02-12 12:48



街灯のせいで空が赤い夜、雲はその色に溶け込んでしまうでもなく白さを保って目の前を流れていく。
星が見えずに気分が落ち込むと、雲は一瞬だけ励ましてくれるかのように月の光を見せてくれた。
思わず口が動く。ありがとう、と。
月と太陽にはほんとに結構感謝です。




さて、旅の記録、続き。
ホンジュラス編でしたね。
なんだかもうすっかり昔のことみたいで、思い出すのもなんだか大変。
(旅中日記書いてたから一応記録としては残っているけれど)

旅の記録4 ~ホンジュラス~_d0088741_1357412.jpg

Artesania(民芸品)で有名な、Valle de Angelesの村。Honduras


Amparoに連れられて、わたしは彼女と出会ったPulperiaのはす向かいの門をくぐる。
門の先は、道が段になっている。
その道に面して家が幾つか並んでいて、少しあがったところに彼女の家が。

家の入り口には大きな犬が座っていた。
彼女は旦那を呼び、その人物らしき人が出てくる。
Hola China! とお父さん。 Buenas Tardes.とわたし。
とりあえず中に入んなさいよ、と促され、中に入りいすに腰掛ける。
入るとすぐキッチン、だがとにかく狭い。
お父さんは気さくな人で、コスタリカのホストファミリーのパパを思い出す。
「Tengo muchos amigos chinos (I have many chinese friends)」 と彼はニコニコしながら話す。
なるほど、だから連れてこられたのか、と納得。
どこから来たの?と聞かれ、日本から、と答えると
顔がぱーっと輝いて、そーかそーか!と。
その後もいろいろ質問され話していると、娘たちが帰ってきたらしい。

Hola--!と女の子二人。
その家族は子供が4人いて、2人女の子、2人男の子。
長女は同じくらいの年(21)に見えたけれど、実際30才。
次女はこれまた同じくらいの年に見えたけれど、実際なんと15才。(!)
美人姉妹、そしてどちらも大学生。

まぁ今夜は遅いから泊まっていきなさいよと、彼女たちの部屋へ案内される。
外の階段を上って上の階へ。ちなみに前の日記の写真はこの階段のところから。
夜は圧倒されるほど、夜景がきれいに見えた。

シャワーあびてもいいよ!と言ってくれ、かなり汚かったわたしはベッドを汚してしまうよりはシャワーを借りてしまったほうがいいな、と思い、借りることに。

お湯出せるけど使う?と聞かれ、そこは丁重に断わった。

水は冷たかったけれど、シャワーが浴びられたことに感謝して、水浴び。

彼女たちの部屋はダブルベッドがひとつ、ベッドの回りに仕切りがベニヤ板で二枚。

そのベニヤには鳥の絵が描かれていて、「これは一番上のお兄ちゃんが書いたんだよ」 と
妹の方が教えてくれた。すごく上手。

時計を見るともう夜中の1時を過ぎていた。
いつもこんな時間に寝るの?と聞くと、うん、だいたいそうだよ と。
ニカラグアとだいぶ違う感じ。まぁ首都だしな。
その夜は3人川の字になって就寝。いろいろ話していたけれどいつの間にか眠っていた。


次の日はクリスマスイブ。
朝起きるとお姉ちゃんはもうベッドにいなくて、妹の方はまだすやすや寝てる。
階段を下りてキッチンに行くと、お母さんが豚をまるごと焼いていた。
Buenos Dias!何してるの?ときいてみると、クリスマス用のご飯を作ってるんだよーと。
朝ごはんあるから食べな、とご飯をもらってしまい、食べる。
するとお父さんがパンを片手に帰ってきて、
「魚買って来たよ、Rukoって名前の!」とうれしそうに言ってきた。
わたしはびっくりして、これわたしと同じ名前!?と聞き返す。
Vamos a comer ruko!! あっはっはーー なんてみんなで笑っていると、
お姉ちゃんが帰ってきた。
「Ruko, Valle de AngelesとSanta Luciaを案内してあげるから行こう!」と言われ、
2人が朝ごはんを食べた後、そこに連れて行ってくれることに。

わたしとお姉ちゃんと妹と3人で、車を小一時間ほど走らせ、その2つの村へ出かけた。
# by liberta_textile | 2009-02-09 14:01 | Honduras '08~09